アジアンロード
事務所い入って、最初に聞こえてきたのはアジアンミュージック。
中国音楽?のようだ。部屋には、世界各国の民芸品も置かれていた。
椅子に座った目の前の壁に貼ってある地図は、中国が真ん中に位置している。
間違いない、アジアへ支援を行っているNGOだ。
今回の取材先は、アジアンロード。
「支援」という言葉は用いずに、「交流」という言葉を使う。
中国やモンゴルへ行き、現地の人たちと交流を図るプログラムや国内で語学教室や料理教室を
開くなどの活動を行っている。
語学教室では、中国語、韓国語、モンゴル語を教えている。モンゴル語を見たことがあるだろうか?
違いが全く分からない・・・。植物の根っこの絵のような感じの文字である。
東京では、教えているところがないのではとの話。教える教わるといった立場ではなく、皆で時間を過ごす、
まさに交流の場になっている。料理教室も、各国の料理を参加者で作り、みんなで楽しみながら食べる。
もちろん先生は、その国の人達である。
理事長の宮秋 道男さんがこんなことをおっしゃっていた。
中国に行って日本人の観光客と出会うが、全員というわけではないが、日本人が日本のものさしで中国やアジアを
批判したり、日本のよさだけを語る日本人の姿を見かけることがあるという。
もっと互いに交流を深め、互いのよさを認識しあ、体感をして欲しいとの願いから、アジアンロードも始まった。
今の世の中の流れのなかで、国と国との間柄は難しいのかもしてないが、人と人との間柄での交流はさほど苦にはならない筈だ。
「交流」 
互いに交じり合い、流れを作り、確かな道を築いていきたいと思う。