WAVOC
とても懐かしかった。何年前になるのだろう?
久しぶりに大学に足を踏み入れ、学生と話をすることが出来た。
僕の母校ではないが、今回の取材先は大学の1つの機関である。
早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター。ここは、日本画家の平山郁夫さんの国際的社会活動の
精神を継承し、地域社会や国際社会に貢献することを目的に、2002年に設立された。
 早稲田大学の学生、卒業生だけが参加できるものではなく、学外はもちろん年齢に関係なく参加をすることが可能である。
現在、3000人〜4000人の登録者がいるそうだ。
海外に限らず、国内でも数多くのプロジェクトを展開しており、主にワークキャンプの形で活動を行っている。
もちろん学校の機関であるので、学生への教育に結びつけていくことの必要性もある。
しかし、どんな優れた先生の、どんなに面白い話も、教室を飛び出して、現地の人たちと過ごす時間は、
何ものにも変え難い時間であることは間違いない。自分の目で、自分の体で体験をすることが出来る、
それも学生のうちに。大変意味ある、素晴らしいことだ。
 たのもしい二人の学生さんにも話を伺えた。くわむらさんときよしまさん。
何か自分にも出来ることがあるのでは?このまま学生生活を送っていてもいいのか?
色々な葛藤を感じつつ、ボランティアに参加をしたそうだ。
真直ぐな視線で、物怖じせずに話をする、とても気持ちいのいい若者だった。
今後はプロジェクトのリーダを担っていくとの事。日本の未来を頼みます(笑)
大きなきっかけ作りを行っている、大学のボランティアセンター。
徐々に増えてきているそうだ。
これからも1人でも多くの若者たちに、多感な時期に、大きな経験のチャンスを提供し続けていただきたい。

p.sハ 貴重なお時間を頂きました、西尾雄志先生、岩井雪乃先生、藤田史絵さん、ありがとうございました。