日本に住んでいて当たり前のように気づくこと。道を歩いていれば確実に外国人に会う。
今では、日本に住む外国人の数は約220万人と言われている。
そのうち22万人以上がオーバーステイの人々だ。
保険もなく医療を受けられない。
国に帰るお金もない。
差別をされているなどなど、多くの問題を抱えている。
このような外国人の問題に取り組む団体も多く、日常的に協力をし合っていくための
全国的なネットワークの必要性から出来たのが、今回の取材先、
「移住労働者と連帯する全国ネットワーク」 通称、移住連である。
 日本に住んでいる外国人の友達がいるわけではないので、詳しい状況は分からないのだが、
話によれば様々な人権侵害を受けているそうだ。
しかし、これだけ各国の料理店や語学教室や製品が日本に流通し、
日本人も世界各国に行き多くの文化にふれているのに、よそ者扱いはどうなのだろうか?
今回話を伺った、移住連の事務局長の矢野まなみさん、インターンの高谷幸さんの言葉にもあったのだが、
「外国人かもしれないが、喧嘩もすれば恋もする。普通に生きている。
色々な人がいて、色々な見方や考え方があり、とても楽しい」と。
 それを知っている人も多いとは思うのだが。
たまたま生活習慣が違っていて
たまたま顔のつくりが違っていて
たまたま国境があった。
これでいいのではないだろうか。
同じ人間なのだから。