確か初めてだったと思う。
事務所の中でラジオが流れている団体。
明るい雰囲気の事務所は沢山あったが、音楽が流れている団体もなかった。
僕の事務所は沢山のDJさんが所属をしているので、当たり前にラジオがかかっている。
決して音楽が仕事の邪魔をすることはない。むしろ自分の好きな曲がかかれば楽しいはず。
 以前、音楽が流れる会社と流れない会社では、仕事の効率に違いが出るかという実験を見たことがある。
違いはあった。効率が良いのは、音楽が流れている会社だという。
NGOの団体さんには、音楽が流れていてもいいのではといつも思っていたのだが、今回初であった。
面白いことが大好きなスタッフさんが集まっている団体、NICE。
団体名からしてナイスである。
国際ワークキャンプの主催、そして国際ワークキャンプに日本人を派遣している。
世界中の人々が、世界の一箇所で、2〜3週間ボランティアをしながら生活をする。
不安もあるだろうが、期待の方が大きくないだろうか?
なんといっても、日本では体験できない、人と人との交流がある。
世界中に友達が出来る、家族が出来る。
考えただけでもHappyではないだろうか?
更にこの国際ワークキャンプは、現地集合現地解散。
空港で待ち合わせではない。ボランティアをする場所の近くにだ。
これだけでもちょっとした冒険気分になれないだろうか?
 事務所に音楽が流れている、明るい雰囲気そのものが、ボランティアの現場にも溢れているのだろう。
僕も体験したから言える。観光地を見てまわるだけでは味わえない、刺激がワークキャンプには待っている。

モンゴル
養護施設の子どもたちとの収穫作業
タンザニア
地域の小学校の建設作業
コソボ
戦争を経験した子どもたちに楽しい時間を
過ごしてもらうために語学やスポーツ、
アートの授業を企画
フランス
施設を建てるためにそこにあった遺跡の発掘作業。
フィンランド
喫煙の危険を理解してもらうための劇の上演