月々4500円。歌のレッスン、フィットネス、着物の着付けに料理教室。自分の趣味やスキルアップのための投資をしてる人は多いだろう。
同じお金で、見知らぬ土地の、見知らぬ子供の人生が変化して行くとしたらわくわくしないだろうか?
一人の子供が支援を通して変わっていく。
遠くの空から、見守って行く。そして一緒に成長して行く。
今回の取材先は、チャイルド・スポンサーシップというプロジェクトを行っているワールド・ビジョン・ジャパン。
1950年に設立され、1953年からチャイルド・スポンサーシップはスタートした。
とても大きな組織であり、世界100ヶ国に事務所がある。海外では広く認知されているのだが、日本では知名度はまだ低いそうだ。
このプロジェクトは、開発途上国の子供たちが、元気に成長し、希望にあふれる生活を送れるように、地域の貧困などの問題を解決して行くためのプログラムである。
お話を聞かせて下さった、目黒由美子さんと矢島志朗さん
クリスマスカード、年一回、もしくは2回の手紙のやり取りの中で交流を深めて行く。子供たちの手紙の内容、語彙、長さの変化で手に取るように成長を実感できる。
手紙の中には「あなたとあなたの家族の幸せでいられることを祈っています。」と書かれていると、実際にもらった手紙を見せてくれたのは、支援サービス課 課長の目黒由美子さん。広報担当の矢島志郎さん。
手紙をもらうこともないであろう子供たちからの手紙は、日常の生活の中で、一つの楽しみでもあり、喜びにもなり、勇気にも繋がるのだろう。
 ワールド・ビジョンの始まりは、一人のアメリカ生まれのキリスト教宣教師、ボブ・ピアスから。
1940年代に中国にわたり、人々の過酷な現状を見て「全ての人々に何もかもは出来なくとも、誰かに何かは出来る」考え、始まっていった。

何もかもは出来なくとも、何かはきっと出来る。
出来ることからはじめて行きましょう。
(C)WORLD VISION
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